コアレックス三栄株式会社
コアレックス三栄株式会社 東京工場
世界に誇る「ゼロ・エミッションシステム」を実現。
進化し続ける総合エンジニアリング企業。
芯無しトイレットペーパーのパイオニア。
紙パルプ機械の自動・省力化を目的とした自動制御機器の設計製作会社としてスタートしたコアレックス三栄株式会社。創業以来、独自の研究と技術開発を進め、現在では紙パルプ機械をはじめ、原料から製品、公害防止までを一貫してカバーする総合エンジニアリング企業として高い評価を得ています。ドイツのフォイト・スルザー社、アメリカのネプチューン社、オランダのロルコ社など各国の企業と技術提携を行うことで、コアレックスグループの中核としてより一層の高品質化を追求。その技術の粋を集めて、2003年には最先端の循環型製紙ラインを備えた東京工場が誕生しました。大規模な処理機能に加えて世界初の「ゼロ・エミッション製紙工場」として注目を集める東京工場は、循環型社会の理念に賛同する企業、行政機関から幅広く利用され、ますますその存在意義を高めています。
国家プロジェクトの一環としてゼロ・エミッションを実現
- 水資源の有効活用
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家庭で使われた水を高度処理して工場用水として再利用。使用後は、完全にキレイにしてから海に放流します。
- 熱エネルギーを工場内で循環
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プラスチック類・ペーパースラッジなどを燃焼する際に出る熱エネルギーを蒸気に変換。生産工程で再利用しています。
- 世界最大規模の抄紙機を使用
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独自の先進設備によって、優れた処理能力を実現。月に7,000トンの回収紙処理と平行し、毎日110万個のトイレットペーパー生産が可能です。
防 災 対 策
あらゆる災害を想定した駆体設計。基盤に地下63mの杭を450ヶ所打ち込み、敷地の外周には2mの壁、1mのフェンスを施しました。また津波などに備えて主力機械を地上8mに設置し、ヒートリカバリーシステムが高波の直撃を受けないよう、海側にWWTタワーを設置しました。
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- 1主要機械
- 津波や高波に備え、地上8mに設定。
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- 2基礎構造
- エックス型に組まれた柱は横幅1m、高さ3m。どんな災害にも揺らがない頑強な基礎構造。
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- 3基盤
- 地下63mにおよぶ杭を450ヶ所に打ち込みました。
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- 4外周
- 防災のため2mの壁と1mのフェンス。
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建築概要 |
敷 地 面 積/24,543㎡
工 場 棟/18,351㎡
倉 庫 棟/6,192㎡
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生産能力 |
受入古紙量/約170t~220t/日
生 産 量/約160t~170t/日
主要熱源/ヒートリカバリー(回収ボイラー)、主要熱源 都市ガス(東京ガス)
用 水/中水(川崎市水処理センター)・工業用水
排 水/最大20,000t/日
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公害対策 |
騒音・振動/低騒音、振動機器の設備、防音壁の設置、植樹等
水 質/pH計、COD計、BOD計、濁度計の設置
大 気/大気汚染防止法、ダイオキシン類対策特別措置法
関係法令/工場立地法、建築基準法、市条例、電気事業法、水濁法、大防法、騒音・振動規制法、悪臭防止法、その他
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関係法令/工場立地法、建築基準法、市条例、電気事業法、水濁法、大防法、騒音・振動規制法、悪臭防止法、その他
商号 |
コアレックス三栄株式会社 |
所在地 |
[本 社] 〒418-0037 静岡県富士宮市安居山775-1 TEL:0544-23-0303 FAX:0544-26-2760
[東京工場] 〒210-0866 神奈川県川崎市川崎区水江町6-10 TEL:044-281-1100 FAX:044-281-1101
[東京営業所] 〒104-0054 東京都中央区勝どき3-12-1 フォアフロントタワー12階 TEL:03-6204-9560 FAX:03-6204-9569 |
代表者 |
代表取締役社長 黒﨑 暁 |
設立 |
1963年7月4日 |
資本金 |
3,780万円 |
業種 |
製紙機械総合メーカー(紙パルプ設備関連全般、抄紙機及び紙加工機関係、自動省力化装置、公害防止設備関係) 衛生用紙製造 |
[東京工場]
敷地面積 |
約26,400㎡ |
主要設備 |
抄紙機:クレセントフォーマー |
付帯設備 |
トイレットペーパー加工設備 特許芯なしワインダー |
生産能力 |
約4,500t/月 |
主要取引銀行 |
みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行・清水銀行・日本政策金融公庫 |
1961年5月 |
静岡県富士宮市にて会社設立 |
1975年 |
芯なしの研究を開始 |
1976年5月 |
三栄レギュレーター㈱の最新鋭方式による一連の原料設備を導入 |
1982年 |
「コアノン」「コアレス」の名称で販売開始 |
1983年~84年 |
工場建物の整備及び加工ラインを拡充し近代化 |
1987年12月 |
生物排水処理設備を完成 |
1989年6月 |
S&Bにより新たに最新鋭高速マシンを導入 |
1991年8月 |
最新鋭原料設備を導入 |
1993年4月 |
西日本衛材・大分製紙と業務提携 |
1995年4月 |
「難再生古紙に関するリサイクル技術開発」科学技術庁長官賞
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1995年12月 |
富士地区に古紙パルプ生産拠点を新設 |
1996年10月 |
林製紙と業務提携 |
1999年 5月 |
「ISO14001」を認証取得 |
1999年10月 |
日本テトラパックとラミネート古紙の再利用について提携 |
2006年 4月 |
「ISO9001」認証取得 |
2011年 |
当社グループ会社3社と連携して持株会社「JPコアレックスホールディングス㈱」を設立 |
2011年4月 |
製造販売事業の強化を目的として日本紙パルプ商事㈱と資本および業務の提携を実現した |
2015年10月 |
社名をコアレックス三栄株式会社(旧三栄レギュレーター㈱)に改名 |
工場見学へ来ませんか
再生不可能な小さな紙繊維や無機物を炭化し、機能性素材として販売。本来は廃棄される副産物から新たな製品を生み出し、地域に流通させることで、より広い範囲での資源循環に取り組んでいます。