難再生古紙でもリサイクルできる技術
コアレックスならではの独自技術で
安心&安全を保障します
コアレックスの保有する最新鋭原料設備の独自除去システムにより、フィルムや留め具などの金属やプラスチックなどが混ざった状態でも、人の手による分別は不要。紙の繊維のみを抽出することができます。この技術により、行政機関や企業で保有している機密文書を未開封・無選別で溶解処理することができ、情報漏洩を防ぎます。
難再生古紙の一例
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牛乳パック・
アルミ付き紙パック
※ラミネート加工 -
宅急便伝票類
※カーボン付き -
電鉄会社切符
※磁気加工 -
窓付き封筒
セロファン付き -
書 類
ホッチキス付き
コアレックス独自の技術で難再生古紙を蘇らせる
通常はトイレットペーパーにリサイクルできない古紙でもコアレックスの技術なら可能に
コアレックスなら雑誌・雑がみ・飲料用紙パックでもトイレットペーパーにリサイクルできます。
環境に優しい製品づくり
トイレットペーパーの紙幅を
114㎜から 107㎜に短縮し
環境配慮への取り組みを一層強化
紙幅を短縮することにより、貴重な古紙原料の節約・CO2 排出量の削減に繋げます。
原料・電気・ガスを節約することにより、安定供給に努めCO2排出量を削減します
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古紙原料節約※1
従来の114mmで生産した場合と比較して、古紙原料を節約できます。
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CO2排出量削減※1
従来の114㎜で生産した場合に発生していた電気・ガス・CO2排出量を削減できます。
※1:1ロール重量110gで算出
※2:(2020年度中部電力CO2排出係数:0.379㎏‐CO2/㎾h。電力原単位:1,000㎾h/pt とする)
※3:(2020年度静岡ガスCO2排出係数2.3kg‐CO₂/㎥。ガス原単位:170㎥/pt とする)
CO2をできるだけ排出しない
取り組み・製品づくりが大切だと考えます
CO2排出量削減のためには、カーボンニュートラル(CO2を排出しても吸収すればよい)の考えに頼らず、そもそもCO2の排出を抑制する必要があると考え、日々取り組んでいます。紙ゴミを減らすこと、紙ゴミを燃やさないことが環境を守るためには必須。そのために、我々のみならず企業様・消費者の皆様と協力しリサイクル活動に取り組む必要があると考えます。
CO2排出削減試算※(紙パックを例として試算)
※出典:環境省請負調査平成16年度 容器包装ライフ・サイクル・アセスメントに係る調査事業報告書
焼却時に発生するCO2排出量と溶解リサイクルに伴うCO2排出を試算したところ、古紙1tあたりのCO2排出は、焼却の場合が溶解・リサイクルの場合より1tあたり約779kgのCO2排出量の削減に繋がる結果となります。近年は新しい取り組みも始めています。
古紙1tあたりのCO2発生量の比較
浄化システム・中水利用による水資源保護
環境に配慮した水資源活用
使用した水は、高度な浄化処理を経て、完全にきれいにしてから、川や海へ放流します。
中水の利用
世界で初めて工場用水として再利用。自社基準及び国内基準に準拠した排水管理を行なっています。
サーマルリサイクルの導入
ヒートリカバリーシステム
従来産業廃棄物として処理せざるを得ない、古紙を再生する際に発生するペーパースラッジや廃プラスチック(スクリーン粕)を回収ボイラーで焼却し、その際に発生する蒸気を熱利用するサーマルリサイクルを行っています。また、焼却後に発生する燃料灰についてもセメント工場の原料として再利用しています。
バイオマスボイラーの導入
カーボンニュートラルによる資源保護
従来の重油の炉筒煙管ボイラーから木質系バイオマスボイラーへ転換したことにより、カーボンニュートラルの原理から7,700t-CO2の削減につながります。
FSC®森林認証
森林管理協議会による森林認証制度
FSC®(森林管理協議会)は、森林の管理や伐採が、環境や地域社会に配慮して行なわれているかどうかを、信頼できるシステムで評価し、それが行なわれている森林を認証します。そして、その森林から生産されたた木材や木材製品(紙製品を含む)に、独自のロゴマークを付け、市場に流通させています。