コアレックス信栄株式会社

独自の技術でリサイクルシステムを開発し、
紙製品の再資源化に加え
オフィスなどで発生する機密書類の再生などで
リサイクル社会に貢献している。

設立以来、コアレックス信栄株式会社は業界に先駆けた新たなリサイクルシステムの開発に取り組んできました。昨今では常識となっている牛乳パックや紙コップの再資源化に加え、ラミネート紙の原料化など、革新的な技術を実現。近年ではオフィスビルや金融機関、行政などで発生する機密書類を、情報漏洩を防ぎながら再生する画期的なシステムを構築し、リサイクル社会に大きく貢献しました。これは回収した書類などから金物、フィルム、インクなどを効率良く除去する、世界でも類を見ないものであり、紙パルプ産業の常識を超えたシステムとして評価されています。1992年には通産省立地公害局長から「再資源化貢献企業」として、リサイクル促進協議会会長から「リサイクル促進功労者」として表彰を受けるなど、環境活動への貢献度の高さは、すでに認められたものとなっています。また、製品開発も活発に行い、芯無しロール「コアレス」、さらに「ワンタッチコアレス」を生み出すなど、コアレックスブランドの確立にも大きく貢献し続けています。

先進のゼロ・エミッション工場で環境に負担なく
“最高品質”をつくります。

世界最高レベルの品質を実現

徹底した異物除去と洗浄によって、最高品質の白さと柔らかさを実現。環境配慮だけではなく、心地よさの追求によって、毎日の暮らしに寄り添います。

環境配慮を追求した芯なしロール

芯に使用される紙資源の節約に加えて、ほぐれやすい穴形状で最後の一回までムダなく使える、新発想のトイレットペーパー。

グループのネットワークを活かし
ゼロ・エミッションを実現

廃プラスチックヤード・
スラッジヤード

廃プラスチックやスラッジは、グループ会社工場で燃料や炭などにリサイクルします。

排水処理施設

全ての工程で出た排水を回収。独自の浄化システムでキレイにして川に戻します。

社会貢献の取り組み

雇用創出

スタッフの雇用や、取引を通じて経済の活性化につなげます。

地産地消

各地域で出た古紙を各地域で使う紙製品にリサイクルします。

避難場所

大地震などの災害が発生した際、地域住民や帰宅困難者の避難場所として施設を提供します。海抜:約33m

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建築概要 敷 地 面 積/40,980.01㎡
建 築 面 積/16,895.80㎡(延床面積)23,771.43㎡
構   造/鉄骨造2F建(最大高さ)27.5m
生産能力 受入古紙量/約150t~200t/1日
生 産 量/約150t/1日
主要熱源/都市ガス(静岡ガス)
用水(地下水)/20,000t/1日
排   水/20,000t/1日(富士川都市下水路)
トラック搬入台数/2t車~20t車 約30台/1日
公害対策 騒音・振動/低騒音、振動機器の設備、防音壁の設置、植樹等
水   質/pH計、COD計、BOD計、濁度計の設置
大   気/都市ガス

関係法令/工場立地法、建築基準法、市条例(狭あい道路)、電気事業法、水濁法、大防法、騒音・振動規制法、悪臭防止法、用途廃止・市有地払下げ、会社土地寄付、その他

商号 コアレックス信栄株式会社
所在地 [本社・本社工場]
〒421-3306静岡県富士市中之郷575-1 TEL:0545-56-2513 FAX:0545-56-2511

[東京営業所]
〒104-0054東京都中央区勝どき3-12-1 フォアフロントタワー12階 TEL:03-6204-9560 FAX:03-6204-9569
代表者 代表取締役社長 黒﨑 暁
設 立 1961年5月30日
資本金 2,700万円
事業内容 衛生用紙製造
工場敷地面積 約40,980㎡ 
主要設備 抄紙機:クレセントフォーマー
付帯設備 トイレットペーパー加工設備・特許芯なしワインダ―・ティシューペーパー加工設備
生産能力 トイレットペーパー 約3,600t/月・ティシューペーパー  約900t/月
主要取引銀行 みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行・清水銀行・日本政策金融公庫
1961年5月 静岡県富士宮市にて会社設立
1975年 芯なしの研究を開始
1976年5月 三栄レギュレーター㈱の最新鋭方式による一連の原料設備を導入
1982年 「コアノン」「コアレス」の名称で販売開始
1983年~84年 工場建物の整備及び加工ラインを拡充し近代化
1987年12月 生物排水処理設備を完成
1989年6月 S&Bにより新たに最新鋭高速マシンを導入
1991年8月 最新鋭原料設備を導入
1993年4月 西日本衛材・大分製紙と業務提携
1995年4月 「難再生古紙に関するリサイクル技術開発」科学技術庁長官賞
「難再生古紙に関するリサイクル技術開発」科学技術庁長官賞 受賞の様子 科学技術庁長官賞 表彰状
1995年12月 富士地区に古紙パルプ生産拠点を新設
1996年10月 林製紙と業務提携
1999年5月 「ISO14001」を認証取得
1999年10月 日本テトラパックとラミネート古紙の再利用について提携
2006年4月 「ISO9001」認証取得
2011年 当社グループ会社3社と連携して持株会社「JPコアレックスホールディングス㈱」を設立
2011年4月 日本紙パルプ商事㈱と資本および業務の提携
2015年10月 富士市中之郷に新工場を竣工し本社を移転、同時に社名をコアレックス信栄株式会社(旧信栄製紙㈱)に改名

工場見学へ来ませんか

再生不可能な小さな紙繊維や無機物を炭化し、機能性素材として販売。本来は廃棄される副産物から新たな製品を生み出し、地域に流通させることで、より広い範囲での資源循環に取り組んでいます。